僕のソロアルバムが出ます。その1(works.tigerlily)

夏(正確には梅雨時)はまじで大変でした。tigerlilyです。
今週末に開催される夏コミに、まさかのソロCDを2タイトルリリースすることになりました。
2回に分けて紹介したいと思います。1回目はあえての「works.tigerlily」です。


“works.tigerlily”

去年のDiverse修学旅行の時だったと思います。
クリエイター陣とDiverse中の人、与作さんと毎回あのタイトルは何枚売れた、とかを発表するえげつない報告会が毎度あるんですが、最後にいつも今後の展望の話をする時間があります。その中で、

「works.tigerlilyやりませんか?」

と与作さんからオファーが。最初は「やるやるー!」とめちゃくちゃ軽いノリで受けたんですが、生産枚数とか諸々の話を進めていくうちに、「あーこれはやばいやつだ(本来の意味で)」と思い始めたのがだいたい6月ごろ。遅いっすねw

与作さんからの条件は「works.のルールで。以上」
す、すくねえ。。実際はリミックス入れますか?とかコラボとかしますか?とか言われたんですが、全体のバランスをきっちりやりたい!ということは自分だけで作れば自ずとコントロールできるはず!と思い全部自分でやると伝えました。結果ベリーハードモードでしたが、なかなかに勉強できた感じです。

ここからはworks.tigerlilyに課した自分ルールをつらつら書いていきます。

・音を限りなく少なくする
一番意識したルールです。作業用BGMと銘打っているのに、回を重ねるごとに音数が増えていっている自分のworks.楽曲に疑問を抱いていて、まずはここを見なおしてみようと着手しました。
音数を意識した結果、アルバムの流れを曲の最大音数で並べられることに気づいたりと、色々な発見がありました。でもこれは最近のDAW、ソフトシンセの音質向上の賜物でもあるかなとも思っています。

・アンサンブル上必要な楽器を一つ減らす
どうやったら作業用BGMとなり得るのか?を考えた一つの結論です。
バンドに例えると、ドラム・ベース・鍵盤・リード楽器。この要素から一つ楽器を抜いた状態の曲は、楽曲の存在感が薄くなることがわかりました(私調べ)。例えばミニマル・テクノが良い例でしょうか。よりBGMらしくなる、ということですね。
その状態でもアンサンブルが成立している楽曲をひたすら作った結果がこの11曲です。アルバムの流れ上一部はルール外ですが、基本的には踏襲しています。中盤の音の少なさは特筆すべき箇所かとw

・昔のドラムマシンを使う
音数を少なくした結果、最近のEDMのようなドラム音は合わないことも楽曲制作しながらわかりました。強烈すぎてBGMにならないんですよねw
やはりリファレンスは多いに越したことは無い!と思い全曲に渡って昔のドラムマシンのサンプルが大活躍しています。TR-707,808,909,DM,RINN…ちなみにAbleton liveでは、Packという名称で無償ダウンロードできます。今回は95%くらいDrum MachinesというPackでリズムを組んでいます。残りの5%はみんな大好きAddictive Drumsです。

・短期間で完成させる
こういったコンセプトものはスピードが肝心だと思っています。あと追い詰めた方が面白いものができる事が多いですね。”select”という楽曲は追い詰めないと出ないアイディアかなと個人的には思います。
まずは曲を作りまくり、全体の構成を考えながら作った曲のプロジェクトファイルたちを調整しまくるという作業を繰り返しました。なので曲順なども製作過程で決定しています。これは完全に一人で作業完結できるメリットだなと思いました。
結果的には作った楽曲は15曲ほど、だいたい2週間くらいで完成、あとの1週間で微調整という感じでした。

といった感じで完成となったworks.tigerlily、デザインがかなり凄いです。ましゃなさんすごいっすね、と思わずひらがなで入力してしまうほどの思考停止能力があると思います。
あと最後の楽曲はボーナストラック扱いです。勘の良い方は分かるかもしれませんが、どこかで使われるとか使われないとか。。またわかったら報告させていただきます。

2014.8.17 日曜日(3日目) 東4 シ-75b “Diverse System”でお買い上げいだたけます。
ぜひ買ったCDをレ-08b “STRLabel”まで持ってきてください。売り子してるんでサインとかしますw
本気で作業用BGMを作ろうと思って作業したCDです。よろしくお願いします。
“works.tigerlily”

次回は「tigerlily.works」について喋ります。