どもどもtigerlilyです。
最近バンドでiPadを使って声にボーカルプロセッサーをかけてるんですが、どうも上手く出力されない。。
マイクのせいじゃない?というわけで、色んなマイクを試して一番声の乗りが良いマイクを調べてみることにしました。
◆元々のセッティング
iPadは「VIO」というアプリを使ってます。
ボーカルプロセッサーって何よ?て方はこの動画を見たら一発で理解できると思います。
ちなみに最新のiPadじゃないと、かなりの音の遅れが発生しますのでご了承を。。
iPadとマイクは直接接続出来ないので、Tascamの「iXZ」を使ってます。結構安いんですがギターも繋げれて便利です。あとドックコネクタに接続するタイプじゃないので、iPadが新しくなってもずっと使える所もよいすね。
で、マイクはというとBEHRINGERの「XM8500」を使ってました。コストパフォーマンスは素晴らしいんですが、今回の使い方だと
・音がすぐ割れる→マイクの許容量オーバー
・周りのバンドの音を拾う→指向性の限界
という問題があり、新しいマイク買うかー、となった感じです。
◆マイク品評会
というわけで今回のメインコンテンツです。事情を説明したら、バンドで使ってるリハーサルスタジオのスタッフさんが
「うちで持ってるダイナミックマイク全部貸したる」
と言ってくれたので、お言葉に甘えまくることにしました。ずっとスタジオ使います!w
試したのはこの3機種です。
・SENNHEISER E845
・SHURE BETA58A
・AUDIX OM5
なお3機種全て超指向性という音のカブリが発生しにくい機構になってます。
マイクのスタンダード、SHURE SM58と比べてどれだけ違うか、というのを基準にしてます。
◇SENNHEISER E845
・ちょっとモコモコした音。ボーカルプロセッサーとは合わない感じの音
・デカくて重い
・3機種の中では一番出力が低い感じでした
◇SHURE BETA58A
・出力音がかなり大きい。これはバンドボーカルもので売れるのもわかります
・どの帯域でもしっかりキレイに音が出ている印象
・音数が多く、激しいバンドサウンドの中で使うのであれば、かなり良さそう
◇AUDIX OM5
・出力音は並。SM58と大差ない印象
・ボーカルプロセッサーとかなり合う音でした。しっかり機械的に声が出力される感じ
・音が少し細いかもしれない。大音量の中で演奏すると埋もれちゃうかも
といった印象でした。
いま使ってる曲がそこまでドッカンドッカン演奏する曲ではないので、音だけで一番気に入った「AUDIX OM5」を買うことにしました。実は見た目が気に入ってないんですが、まあそのうち慣れると思います。w
◆まとめ
とまあこんな感じで数機種試してみましたが、メーカーによってかなり違いが出ていて面白かったです。
おそらくハードウェアのボーカルプロセッサーでも似たような結果になると思うので、購入の指針になれば嬉しいです。
最低限「超指向性」と書いたマイクを買えば、バンドメンバーにウダウダ言われないと思います。w
それではー。