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46S Orchestra

46S Orchestraの演奏解説@Triprutsubo(2012-06-05)

今回で5回目、46S Orchestraのアーカイブ企画。
このエントリーでは、Triprutsuboで演奏した音源をGumroadで販売しつつ、各曲を
・どんなことを考えながら即興演奏していたのか?
・機材的な解説
・演奏上のよもやま話
以上三点に絞って、私tigerliliyとino3で解説していきたいと思います。
今回はゲストにMasahiroくん(Guitar)も参加してます。
ぜひ音源をダウンロード頂いて、聴きながら読んで頂ければ。
今回はフリーです。下記リンクよりどうぞ。


46S Orchestra – @Triprutsubo(2012-06-05) FREE Download

@Triprutsubo(2012-06-05) by 46S Orchestra

◆01.Rain Dance
(tigerlily)最初のギュイーンは「Bebot」というiPhoneアプリで出しています。
今回からiPad、iPhoneを積極的に使っていこうと思ってます。色々ダウンロードします。
この日はギターにMasahiroくんをお迎えしての即興演奏。とりあえず「Fm」という決まりで演奏をしてみました。後半からループエフェクター、お馴染みHead Rush“E2″を使ってます。途中プレイとストップをかけまくって違うフレーズにしてます。最後うまく繋げれなかったのが心残り。

(ino3)前々回からMPCの代わりにiPadを使い始めました。基本的には”Beat Maker 2”というアプリを使っていくことになりそうです。慣熟性で言えば、皮(太鼓類)→パッド、よりもパッド→タッチパネルの方が随分早い気がします。緊張感は変わりませんが、どこを叩いても感触が同じなので、一層顔を上げることが困難になりそう(笑)。ギターにMasahiro君を迎えての三人体制で、自然な線が描ける感覚がありました。点では支え切れないのがグルーブ。ゆらぎ上等 ^-^)/
(Masahiro)初参加の記念すべき1曲目~!!
無限の発想力を持つ46’sのお二方にギター1本でどう自分を表現していくか緊張ものでしたが、とにかくこの曲はブルース、ロック的に自分らしくイメージして弾いてみました。
意外とイケた感じですが、エフェクターの揺らぎ具合とギターの抜き差しがやや心残り。
でもこの曲は大好きです。

◆02.After the rain
(tigerlily)「なんかゆっくりなの」というinoさんのリクエストにお答えして。
早々とループを設定して遊びまくってます。ギターが居ると色々任せれてラクですw
途中のストリングスは「GarageBand」で出してます。ピチカートが非常に良いですね。
抜き差しなんかも結構うまくいんたんじゃないかなあと思います。

(ino3)リズムトラックのベースはkaossilator proにて。お馴染みのダブステップです。
ループありきなので、リリーさんが色々重ねていくのを横目にみつつ、こちらもパーカッションの音を加えながらゆったり気分で演奏できました。
イメージをふくらませながら、それに沿う形で進んでいく時間も心地よかったですが、ラストはちょっとひっくり返してやろうかと下心を出してみました。
あ、そういえば今回から映像も担当していますよ。
この曲では、自身の山登り映像をバックに。山の空気ウマー、みたいな。

(Masahiro)エフェクターはディレイと所々にフェイザーをかけて、リリーさんのメロディーラインを支えるイメージで1曲目とは立ち位置を変わってみました。
ino3のリズムトラックがとっても曲の色づけをしているように感じましたので、2人の築く46sの世界観に少しずつ味つけというか関与していくようにしましたが、いつか機会があればもう少しギターのコンセプトを違った目線で練ってみたい曲です。

◆03.triad
(tigerlily)最初のフレーズが出た時点で勝ち確定でした。前半の緊張感はなかなかのものです。
打ち合わせ無しでこういうものが出るので、即興演奏はホントに面白いですね。
ギターソロのところがお気に入りです。この演奏では鍵盤演奏のみでした。

(ino3)音色は、以前のMPCからの移植と、Beat Maker 2の音源を混ぜこぜで使っているんですが、色々と違いがあって勉強になります。
ただ、もともとリバーブが強くかかっている場合が多い(BM2)ので、トータルで薄くかけてまとめるという従来の手法を少し見直す必要があるかもしれません。
僕的には、2拍目裏で鳴り続けているBeep音が主役かなー(笑)。
スタイリッシュ&ダークネス!

(Masahiro)曲の出だしとこれまでの経過を見て、あえてギターソロの部分は空間系をカットしてルートを基準にベタベタでブルースロック的に入れてみましたが、ソロ最中の途中のブレイクの演出が本当に楽しかった。
というのも46s orchestraのサウンドスタイルにブルース的かつロック的なギターのアプローチってやり方によっては脱線的でも何か反応、ある一線を越えた共有ができるんじゃないかと可能性を今回強く感じた一曲でした。

◆04.Subways
(tigerlily)ひたすらにコード弾きをして空間演出をしていました。
この曲ではino3がベースを出してます。その音に合わせてコード設定。
なんか良い感じですねw

(ino3)トラックはループサンプルと手打ちが入れ替わり立ち代りという形です。
手が空いてる分、ベースいってみました。実は2音階しか弾いてませんが。
アタマ拍に入ってくるフルートは、前曲のBeep音スタイルが気持ちよかったからかな。
一発でも主張のある音色は使いどころが面白いですね。

(Masahiro)所々、ワウにディレイを深くかけて空間的な表現をギターでできないかなって思い、空弾きをしたりしています。もう少し戦略的にいきたかったところです。

◆05.Walk the wire
(tigerlily)ベースを弾くってところから始めてみました。
途中でループ設定して、Pad音にチェンジ。変なシンセ音はiPadアプリ「Animoog」で出してます。
さすがMoogですな、面白い音です。しっかり演奏するには結構練習が必要な事がわかりました。
しかし、綱渡りな演奏でしたw

(ino3)冒頭のリバーブは消し忘れです。もっとじんわり切りゃよかった(笑)
まだまだ慣れてない部分がちょいちょい出てきますが、まあ慣れてないもんは仕方ないのだ!
しばらくモニター環境しっかりしないとかもです。ヘッドフォンもありかな。
話変わりますが、今回から自身初の試み「手元アップカメラ」というものが設置されています。
ヴィジュアルサンプラー”P-10″の映像とは別に、別途カメラを入力して、背面スクリーンに自分の手元アップが映し出されるというもの。
そして、いきなり緊張しました。あほですねー(笑)

(Masahiro)リリーさんのベースラインからはじめていただき、ギターのアナログ的な表現の隙ができる素晴らしい隙をリリーさんのベースラインで地作りしていただき、なんだかこれまでの流れと違ってギターがもっと説得力を持つややトリオな雰囲気になった曲です。
ワウはあまり踏みたくなかったのですが、やはり踏んでいます(笑)

◆06.Underworld
(tigerlily)パーカスアプリで叩きたいというino3のたっての希望によりこんな曲に。
シンセ音は「SoundPrism」というアプリで出してます。デザインが綺麗です。
途中でベース弾いてたんですがあんまし聞こえてないですねw

(ino3)iPadのパーカッションアプリはとりあえず一通り試してみましたが、正直アタリは少ないです。
でも、機能面も含めて有用なものもいくつかありましたので、また追々報告していきますね。
この曲では、インドの太鼓、タブラのシュミレーター”i tablas”を使ってみました。
タブラ特有のベンドが出来る別のアプリもありましたが、結局音の抜けでこれに決定。
ペダル使えばベンド再現出来るなあ、とか思ってましたが、BPM早すぎて止めときました。また別の機会に☆
映像は、10年物の自作カオティックムービー。初代108の姿もチラリ。

(Masahiro)ムービーといいタブラといいino3の世界観がぎっしり詰まった、同じステージに居ながら素晴らしい演出だなぁっと惚れ惚れしながらフェイザーとディレイを所々にかけてシャラ~ン♪と静かにギターを弾いていたのですが、あんまり聴こえていませんw

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